島さん、インプレス ホールディングス賞受賞!

やまかん です。
めねっと北広島メンバーが目標とする、「目が見えないのは 私の個性」と 障害者も健常者も 一緒になって 取り組む スポーツ企画や映画祭など 数多くのプロジェクトを 立ち上げ 先頭になって活動を続けている 島信一朗さんが、ネクパブから出版した 著書「インクルージョン インクルージョン時代の幕開け! 共に未来を切り拓こう!!」が、ネクパブ POD アワード 2020において、審査員特別賞にあたる、インプレス ホールディングス賞を 受賞されました。

ネクパブは、POD(プリント オンデマンド/必要部数だけ 印刷する技術)を活用した、まったく 新しいかたちの「内容・価格を 自由に決める」個人出版 支援サービスで、1冊から 本を作って Amazonで販売できるそうです。

島さんは、デビュー作が 受賞となる 快挙です。

審査員の 選考評価と、島さんの 受賞コメントを お知らせします。

選評

全盲の 視覚障害者である 著者が、音声PCを 使用して 独力で企画・執筆・編集・出版を行った、革新的な本です。障害の有無に かかわらず、誰もが その存在を 否定・排除されることなく、お互いの違いや 価値を活かす喜びを 分かち合える社会。そういった「インクルージョン」の本質を 体現しています。

近年でこそ オーディオブックや 音声読み上げの 普及により、電子書籍の アクセシビリティは 改善されつつ ありますが、紙の本は 電子化や点字翻訳が 必要であり、情報取得の面でさえ まだハードルがあります。それが今回、POD出版を 活用して 自らの手で 紙の本での情報発信を 成し遂げられたことは、まさに「出版インクルージョン」の実践であり、他の 障害当事者の方へも 出版の夢を 拓く大きな一歩です。

表紙のアートをはじめ、著者自身による スポーツ、まちづくり、教育の活動事例の解説が 大活字で わかりやすく、また、学会誌・地元新聞への掲載や、東京オリンピック・パラリンピックへの提案、国連の掲げる SDGsとの紐づけなど、今後の 出版予定を含む 幅広い活動実績に エールを送ります。

島信一朗さんの 受賞コメント

この度は 誠に素晴らしい表彰を 受賞させて頂きまして 本当にありがとうございました。また インプレス ホールディングス 特別賞 ということで 非常に 心に響く ご講評をいただきまして、非常に 身に余り 嬉しく思っております。それから 本日 同じように受賞された すべての皆様に 改めまして お祝いを申し上げます。本当に おめでとうございます。私自身、このような 視覚障害者の当事者な わけですけれども、本を出版するとは 本当に初めてのことで 本当に拙著では あるんですけれども、何よりも 実践するチャレンジするということに 意義があるということで、せっかく 私のような 目の見えない人間が 活字の本を 出すということですから いろんなことに チャレンジして 進めてまいりました。その中では、やはり 型にはまることなく PODならではの いくつか挑戦がありまして、できることを 挑戦させていただきまして、まず裏に 示してありますけど、文字を大きく 本書は記載させていただきました。写ってますか。このように 私は全盲なんですけれども、やはり 高齢化社会の中で 色々な媒体を 入手するために 困難を人知れず 感じてる人たちも たくさんいるような 世の中に なってきました。そういう 人たちにも、やはり 身近に 本と触れ合ってもらえる機会を 提供できる、そんなキッカケ作りに この出版が なることができたら、この上ない 嬉しいことだと思って 色々挑戦をさせて いただいた次第です。そして インクルージョンという 言葉は、まだまだ 日本だけではなくて、世界 世の中が 身近な存在の 言葉として 認知されてない 言葉ではありますけれども、是非 インクルージョン という言葉、一人一人の 違いを みんなで尊重し合いながら 理解し合い、まさに 今日の表彰式のように、みんなが つながって、いろんな方法が 諦めることなく チャレンジすれば できるんだということを 実践していく、そういう まさに世の中 時代が 来ると思っておりますので、そういう意味では このインクルージョン という言葉を もっとより身近に 一人でも多くの方達に 接してもらえることができたら 嬉しく思っております。この度は 本当に ありがとうございました。

島さんの受賞コメントはYouTubeで期限付き公開されています。

ネクパブ 受賞コメント 島信一朗
で検索すると、見つかります。

最後に、島さんのツイッターのご紹介です。
こちらは、リンクを貼り付けましたので、Twitterをご利用の方は、フォーローしていただけると、島さんが喜んでくれます!

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