第一回「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」開催

めねっと北広島は 6月13日に、オンラインで開催する事ができる ZOOMを 活用した「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」を 開催しました。


この講座は 全7回、月2回開催の予定で 9月第一 日曜日まで続きます。
めねっと北広島には、現在5人の講師経験者が 在籍しています。
皆さん、札幌 社会福祉協議会が 毎年開催している、当事者講師 養成講座の 受講修了生です。
当事者講師講座の 修了生メンバーは、小学校や市民講座などで 視覚障害者の生活を 知ってもらうため 講師の依頼を受け、経験を積まれています。
さらに、これまで 視覚障害者 ガイドヘルパーを目指す方を 対象とした、数多くの講習会で 講師を務めている 経験豊富なメンバーも 在籍しています。


めねっとに所属する 講師メンバーは、これまでの経験を、講師 未経験者に 伝えていくだけではなく、自らの 更なる スキルアップを目指して 今回の講座に 参加しています。
そして、そのような講師経験者の 活躍を聞いて、是非自分も 講師に挑戦したいという方、大勢の前での話し方を 勉強したいという方など、6名の 講師未経験 ブラインドメンバーが 集まりました。


さらに、アドバイザーと 持ち上げられながら、この講座のノウハウを 誰よりも吸収したいと考えている、アシスト組4名が加わり、講師 経験者 5名と併せて 総勢15名で、3カ月近く 切磋琢磨して 楽しんで経験を積んで いきたいと思っています。
第1回目の内容は、開講式とオリエンテーション、自己紹介で始まり、メインとして 当事者講師 養成講座の 受講修了生からの 経験談を伝えてもらいました。


開講式は、めねっと北広島会長の 挨拶でスタート。
日頃、「組長」と呼ばれている 山口会長ですが、今回は司会者から「親分から開講の挨拶を」と言われていました。
本人も 参加者も 全員が「親分 イコール 山口会長」と 違和感なく認識し、親分から ありがたいお言葉を頂戴し、おごそかに 講座がスタートしました。
自己紹介を終え、当事者講師 経験者からの 経験談のあとには、参加者から 多くの質問がありました。


経験者の方々から「人前で話すことは、その場数に 比例して上手くなる」「一方的に 話さない方がよい」「相手の リアクションをどう掴むか」などの 経験談が伝えられました。
講座参加者の 皆さんからは、多くの質問や これからの豊富を 話されていましたが、これまで十分に 色々な場面で、たくさんの人生経験を 積まれてきている メンバーです。
自己紹介を 聞くだけで伝わります!


講座が 全行程終了しましたら、当事者だから伝えられる現実、葛藤、楽しみ、笑い、悲しみ、願いなど、聞く手のハートを 鷲掴みにする講話で、たくさんの人を 魅了する講師が 誕生すると思います。
皆さん お楽しみに!

写真はZoomに写る参加者の面々