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7月11日に ZOOMを活用したWEB方式で、3回目の 「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」が 開催されました。
今回の内容は 「先輩講師の 講話を聞いてみよう!」の1回目
講師は、若手エリートが集う 札幌青年会議所の 役員を長く務められ、現在は めねっと北広島 副会長「ひでりん」こと 大場日出男さんと、同行援護従事者養成研修などで 数多くの講師を 務められてきた「アイアンマン」こと 景山浩さんです。
二人の先生は 視覚障害 当事者講師として 最高峰のレベルです。
持ち時間は、それぞれ講話30分、質疑10分の 計40分、体内時計で 二人とも きっちり 持ち時間を使い、質疑時間も 活発な質問と 的確な回答で、あっという間の 価値ある時間でした。
講習に参加した会員から 感想文を提出してもらいましたので、この場を使い 発表させていただきます。
1人目は「テンコ」こと 的場さんの感想文です。
私は生まれてこの方60数年、人前で話したり 意見を言うことを 極力控えてきました。
声が大きいので 目立ってはいますが・・・。
そして日本人だからこそ 必要な日本語の 勉強も疎かにしてきました。
そのせいでしょう、話を膨らませるのが 苦手です、頭の回転も遅く、アドリブなど、もってのほかです。
語彙が少ない・言葉の使い方も あやふや、話す以前の 問題です。
そのことが 今回の研修で 確認されました。
しかし、そんなことは 言っていられません!
こんな私が 人前で話すには どうすればいいのか?
気付きました!
あれほど 素晴らしい講話をされた おふた方、それに前々回の 向原先生も、講話の前には シナリオを作り 何度も練習をなさるとのこと。
今の私に必要なのは これだ!
話したいことを 2か3ぐらいに絞り 文章を作る、それを推敲、繰り返し練習すれば どうにかなる?
とにかくやってみます。
日本語の勉強の仕方、教えてください!
2人目は 「シルクパパ」こと 宮川さんの感想文です。
第3回目の講義を 拝聴しまして、まず感じたのが 淀みなく 流暢な語り口で、ピタリと30分で 講話を収めたことに、私は驚きを 隠せませんでした。
大場先生に 質問したところ、講話の内容は 頭の中で2,3点に ポイントをしぼり 組み立て、原稿を作っていないということですし、影山先生は 30分が 1時間になっても、要点を絞って 自由自在に 話を膨らませられるということで、場数の多さの成せる技に 関心いたしました。
大場先生は、ユーモアを交えた 自己紹介で 聴衆を和ませて、自分のペースに 惹きつけるテクニックは、一公演100万円稼ぐのに そう時間はかからないでしょう😅!
影山先生は、落ち着いた口調で 安定感があり、自己紹介で年齢を聞いて 私と同い年だったことに 親近感を覚えたのと同時に、私の未熟さを 実感しました。
私も 盲導犬ユーザーとして、何度か講話をしたことがありますが、原稿を書いて スマホに入れて、イヤホンで聴きながら 話をするという、せこい話方をしたのが 恥ずかしいです。
残りの講義を 真剣に真摯にとりこみ、私なりの講話スタイルを 身につけたいと思いました。
以上が 的場さん、宮川さんから届けられた 感想文です。
先輩講師の 講話を聞いた直後に 感想文を作成することで、伝えられた講話の ポイントやコツ、技術が、頭の中で反復され、より高いレベルのスキルアップに 繋がるのではないかと思います。
手前味噌ですが、めねっと北広島の 当事者講師養成 及び スキルアップ講座、レベル高いです!
めネット北広島の 活動に興味が沸いた方、コメントお待ちしています。
写真はZoomに参加しているメンバーです。