第四回「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」開催

月25日に ZOOMを活用した WEB方式で、4回目の 「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」が 開催されました。
今回の内容は 「先輩講師の 講話を聞いてみよう!」の2回目
講師は、視力を失ってからも 前を向き、すぐに点字の 読み書きを 習得して、小学校などで 点字を 教えるなど、数多くの 当事者講師を 務められてきた「さくちゃん」こと 櫻井政雄さんと、めねっと北広島を 立ち上げ、市民講座や 学校などで 当事者講師を務め、我々会員を先導する、会長の「きらりん組長」こと 山口久美子さん です。
今回の 二人の先生は 病気により 手術を繰り返したのち 視力を失なった時の気持ち、ご主人を 突然亡くされてから、お子さんを 育ててきた思いなど、我々の 心の深いところを 揺さぶるような話でした。
今回も、講習に参加した会員から 感想文を提出して もらいましたので、この場を使い 発表させていただきます。


一人目は「かっちゃん」こと 杉本さんです。
かっちゃんです。
感想を と言われたので。
櫻井さん、山口さん、お二人共、中途で 視覚障害に 成りながらも、現実を受容し、常に可能性を求めている チャレンジャー精神が 素晴らしく 感動した。


二人目は「リリーさん」こと 松原さんです。

櫻井さん、当事者講習で 見えなくなった時のことを 教えていただき、ありがとうございました。
たくさんの手術で、短い間に たくさんの葛藤が あったと思います。
奥さんや看護師さん、知り合った方々に 助けられたと おっしゃっていましたが、「失明してほっとした」と言った 櫻井さんの言葉が、とても印象的でした。
うつむかず顔を上げて、常に前を向いているあなたに エールを送ります。
櫻井さん、パソコンの勉強をされるのですね。
頑張ってください!
山口きらりん さん、当事者講習で 心にしまっていたことを 教えていただき、ありがとうございました。
「生きる」と言う、かなり深い内容で、山口さんの 心を絞り出したような言葉が 続いていました。
30分と短い時間に、たくさんの思いを感じ、考えさせられ、考えることが たくさんありました。
そして、山口さんが、「めねっと」を 立ち上げた理由が わかりました。
「めねっと」の 取り組みを みんなで頑張って いきましょう!
これからも 楽しんで盛り上げて いきましょう!


以上が、かっちゃんと リリーさんからの 感想文です。
かっちゃんは、次回、自ら この講座で発表します。現在、話す内容を構成中で 頭が一杯となっている ところでしたが、合間を縫って 感想文を送ってくれました。
リリーさんは、スマートフォンを 使い始めて間もなく、メッセージ発信に 大半苦労しながら、今回の感想文を 届けてくれました。
お二人とも、感想文の発信が 難しい状況でありながら、ご協力いただき ありがとうございました。
そして今回は、先輩講師として講話した 櫻井さんからも、次回以降に 発表する方々へ宛てた メッセージが 届きました。
日曜日は お疲れ様でした。
わかりづらい講話になってしまい 申し訳ありません。
時間も かなり短くなったと思います。
なので皆さんは 僕と逆のことをすれば いいので参考にしないでください。
みなさんの 講話を楽しみにしています。
櫻井さん、皆さんへのメッセージ、ありがとうございました。
今回の 櫻井さんの講話は、私には 大好きなROCKライブで、静かで重い スローバラードを 聴いているようでした。
言葉が心に 突き刺さりました。
そして、我らが組長、山口さんの講話は、ソウルミュージックを 聴いているようで、静かな魂の叫びに 心を揺さぶられました。
お二人とも、人を引き込む話し方で、この講習会の趣旨である「話し方」の参考に なっただけじゃなくて「生き方」の参考にも なったと思います。
想いの深い言葉は、心に深く深く響きますね。
それでは、最後まで読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
皆さんからのメッセージを お待ちしています!


写真は,会員が話を聞いているZoomの画面です。