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きらりん会長です。
6月25日土曜日午前10時から、お試しウォーキング会をやってみました。
北広島市に在住している全盲の23歳女子とチコちゃんの要望です。白杖を使わず、人にも捕まらずに、ガイドロープでガイドと繋がり、両腕を振って歩きます。
見える人には当たり前の動作が、視覚障害には誰かに助けてもらわないとできない動作なんですね。
この本来人間が自然に行う動作の歩いたり走ったりをガイドロープを使ってやってみようという企画なんです。
北広島市役所一階入り口に集合したのはブラインド4名、ガイドは仕事で参加した相談員2名を含む8名理想勢12名でした。自己紹介はビブスにプリントされたニックネームの由来も付け加えました。盛り上がりましたね。
私は「私のありがたいお話です」と前おきして、ビブスを付ける意味(周りに注意喚起を促す。ゲスト用も用意している)こと、伴走伴歩は目のかわり(安心安全第一。ブラインドが見えているような自然な動作の助け)であることを伝えました。
東海大学の教員で体育の先生でもあるザブちゃんは、ブラインドの目的や希望に沿うこと。ちょっとした段差でもつまずき転倒することなどをアドバイスしました。
気温29度でも涼しい風があります。かわいい目玉のロゴ付き黄色のビブスが、ペアになって、走ったり歩いたりしながらサイクリングロードを進みます。「ひとりで歩くより楽しいね」「ガイドロープが上手だと、こんなに歩きやすいんだってわかった」「2キロの予定があと500、あと500と走ったら、3キロ走れた…直線だから走りやすい」「伴走を舐めていました。勉強になりました」「普段は車ばかりだから、全然歩けない」などなどの声がありましたよ。
終了挨拶は副会長でウォーキング担当のチコちゃん。使用したゲストビブスの洗濯物を請け負ってくれました。
で、行ける人8人で大曲のサイゼリアへ車移動。20代と30代テーブルはご馳走の山。食の細い女子もパクパク食べていました。満腹と満面の笑みでお別れしましたよ。お試し企画が成功したので、次回があります。お楽しみに。
写真は市役所一階入り口で自己紹介をしている様子