第七回めねっと版 当事者講師養成 及びスキルアップ講座 開催

7回目の「めねっと版 当事者講師養成 及び スキルアップ講座」が9月5日に 開催されました。
今回の内容は 「実際にやってみよう!」の3回目 です。
発表者は「自分は見えなくなることはない」と 思っていた半生を「無知は良いことと思った」と 振り返り、今は、いろいろな団体に所属して「仲間に恵まれ感謝」と 伝えていただいた「てんこ」こと 的場典子さんと、自らの半生を「ジェットコースター人生」と 称し、5年後に 見えるようになって「子どもたちに会いたい」「運転もしたい」と 目標も発表していただいた「シルクパパ」こと 宮川昭博さんです。
二人の発表は、自身の歩んできた人生を 振り返りながら 失敗談も話され、聞き手も その人生を 思い浮かべることが出来て、話に引き込まれていく 講話でした。
この素敵な発表に対して、講習に参加した 会員から 感想文を提出して もらいましたので、今回も掲載させて いただきます。
一人目は 前々回に この「実際にやってみよう」発表の、誰もが緊張する トップバッターを 見事に務めた 当会副会長の「ちこちゃん」こと 納谷さんです。


的場さんの お話とてもよかったです。
特に、主婦としての「よくあるある話」を 聞いていて、私たちに ありのまま話してくれた「てんこさん」とても素敵でした。
私も 共感できることが、たくさんありましたよ。
ありがとうございました。
宮川さんのお話も、自ら「ジェットコースターの人生」と、おっしゃっていましたが、笑顔で話を してくれたことが 良かったと思います。
30代で色変になり、今は「治療が出来るようになりたい」「そして子供たちに 安心させたい」そんな親心を 感じたような気がします。


二人目は、前回の「TVゲームは音で キャラの動きを イメージしながら遊んでいる」と、伝えてくれた「よっちゃん」こと成田くんです。

的場てんこさん、宮川シルクパパさん、当事者講師 養成講座 お疲れ様です。
ぼくなりに 感想を書いてみました。
的場てんこさん
今まで自分のことを 話したことがないと 言う事でしたが、十分に自身のことを まとめられていたと思いました。
切っ掛けや 当事者との交流など、色んな本音や 気づきなど話していただき ありがとうございました。
今後も 視覚障碍者あるあるが 待っていると思いますが、それも一教だと思い、楽しんでください。
ぼくも楽しみます。
ぼくは「本当に見えなくなるって どうなんだろう?」と、危険を承知で 疑似体験をすることは、間違いではないか と思います。
何でもそうですが、経験をすることで、さまざまな発見などを 学べますから。
誰だって 見えなくなってからの生活は 不安ですよね。
確かに 指摘どおりに、見えなくなってからじゃないと 解らないこともあると思います。
ぼくは生まれつきですが、共感ができる部分も有るので お気持ちは分かる気がします。
宮川シルクパパさん
ジェットコースターなみの 人生経験を お話ししていただき ありがとうございます。
ぼくの想像以上で、二つの人生経験を してきたと言う事で、宮川さんの笑顔と 話のスケールのギャップが あり過ぎて、圧倒され 言葉を失いましたが、不思議と、宮川さんの笑顔につられ、何故か ぼくも笑顔になりました。
今後も ぼくたちを笑顔にしてください。
ありがとうございました。
以上です。
【「よっちゃん」からの、追伸】
ぼくは 相手の顔は見られませんが、不思議と笑顔なのか 怒っているのかが 分かるんですよね。
雰囲気や、声の発生などから 分かるんですね。


的場さん、宮川さんが話されている様子を聞き、本当に、かたや「はきはき」と、かたや「笑顔」だったと思いました。
以上が、二人から寄せられた 感想文です。
この感想文から、今回の 当事者講師 養成講座に 参加者全員が 真剣に取り組んでいることが 伝えられたと思います。
この感想文を 最後まで 読んでいただいた皆様、めねっと北広島に、暖かいメッセージを いただけたら嬉しいです。


今回の写真
めねっとが 昨年9月に開催した「第2回ウォーキングin北大」からの一枚。ポプラ並木をバックに 参加者が集合しています。